こんにちは、老後の自分年金(目標 4,000 万円)を作るために、個人型確定拠出年金(iDeCo)とつみたて NISA をあわせた投資をしている中小企業勤務の山丘はなお(40 代)です。
2020年のコロナショックからの株価低迷による狼狽売りで、600万円近く損失を出し確定申告で損失の繰越をしました。
昨年2021年(令和3年)は、世界的な金融緩和による金あまりから米国ハイテク株を中心に株価が上昇。私もその恩恵を受けて利益を得ることができました。一年の利益と繰り越した損失を相殺することで、特定口座で自動的に支払われた日本の所得税を取り戻すことができました。
e-Taxで確定申告の電子申請
以前は確定申告書類をパソコンで作成して印刷。様々な証拠書類と合わせて確定申告会場や税務署へ持参、または郵送で提出しなければなりませんでした。これは、時間が取れなかったり、寒い中順番待ちをしたりでなかなか骨の折れる作業でした。
ところが、近年はオンラインでの国税電子申請・納税システム(e-Tax)が整備されてきて、ある程度設定が必要ですが、マイナンバーカードさえあればカードリーダー要らずで申請までできてしまうようになっています。
さらに、一部の証券会社では特定口座年間取引報告書のxmlファイルダウンロードサービスも始まり、このxmlファイルをe-Taxに読み込ませるだけで、年間取引報告書の入力が不要となる機能も追加されました。SBI証券はxmlファイルダウンロードに対応しているので、簡単に取引内容を確定申告に反映させることができます。
申告内容によっては、追加の資料送付が必要になる場合があります。損失繰越や医療費控除の申請であれば、自宅にいながら確定申告の全てを処理することが出来るようになったのはありがたいです。
電子申告だと還付金が早い
自宅に居ながら確定申告ができてしまうだけでもありがたいのですが、電子申告だと紙ベースに比べて、還付金があった場合の振り込みが早いです。
紙ベースで提出した場合は、還付金の振り込みまで1〜1.5ヶ月かかるところが、e-Taxを使うと2〜3週間で振り込まれるというスピーディーさ。
自宅や税理士事務所からe-Tax(電子申告)で提出された還付申告は3週間程度で処理しています(e-Taxで1月・2月に提出された場合は、2~3週間程度で処理しています。)。
確定申告期に多いお問合せ事項Q&A
【税金の還付】
実際に電子申告してみた結果
e-Taxで確定申告をしてみました。申告内容は損失繰越と医療費控除、ふるさと納税でした。
ちなみに、損失繰越をする場合は総合課税ではなく、申告分離課税を選択する必要あります。
2022/1/14:e-Taxで確定申告入力、送信
e-Taxへログインして、お知らせを見ると電子申請を受け付けたというメッセージが届いていました。
そこから待つこと2週間と少し
2022/2/4:還付金の支払い手続きのお知らせ到着
還付金の支払い手続きのお知らせとして、2/9に支払い手続きを実行するというお知らせがありました。
2/9は、税務署が支払い手続きを行う日で、実際の入金までには時間がかかることが書いてありました。
2022/2/10:住信SBIネット銀行の口座に入金
一部ネット銀行は税金の還付に使用できないらしいです。住信SBIネット銀行は幸い使用できました。
支払い手続き予定日の翌日には還付金が振り込まれていました。
今回の申請では、申請から還付金支払い手続きのお知らせまで3週間、実際の還付金入金までおおよそ4週間かかりました。
一歩も家から出ることなく、ここまでの手続きが出来るのであれば十分満足できるサービスでしょう。
欲を言えば、年間取引報告書を読み込ませることで、外国税額控除も自動的に計算してくれるようになれば完璧です。
還付金の使い先は・・・
還付金は、本来であれば納める必要が無かった税金が戻ってきたに過ぎません。なのでこれは収入ではないのです。
早速eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)へ投資しました。
投資したことすら忘れるようにします。
まだまだ損失繰越枠が残っているため、来年も確定申告で今年の利益と相殺できるように投資を続けていきます(今年利益が出ると良いのですが)。
iDeCoやNISAで投資をするならネット証券がおすすめです。
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