なるべく考えずに自動的に投資できる仕組みを考える

こんにちは、老後の自分年金(目標 4,000 万円)を作るために、個人型確定拠出年金(iDeCo)とつみたて NISA をあわせた投資をしている中小企業勤務の山丘はなお(40 代)です。

投資を仕事としていない場合、家庭や趣味、仕事といった自分が本当に時間をかけたい事に集中したいというのが本音でしょう。

だからと言って将来の資産形成を疎かにしても良いか? と言えばそうではありません。

あふれる投資情報に惑わされる

2021年がはじまるに当たり、ちょっと考えました。

ネット上には投資情報が溢れています。このブログもそんな投資情報の一部なのですが、とにかくありとあらゆる投資に関する話があります。

今までの私は、この銘柄が儲かる、あのセクターが将来有望、この業界はもうオワコンなどと言われれば、ついつい心乱され「じゃ、売ってみようか?」「ほうほう、では買ってみよう」とフラフラしていました。

そうやって、噂や、誰かが言った言葉を信じて取引した結果は、得てしてあまり良い結果が得られません。例えそのタイミングで儲かったとしても、長期で見ると儲け続けるというのは、中々できない事です。

世界が滅亡しない限り、インフレの割合を上回りつつ、有る程度資産が増えていく方法はないものでしょうか？

そして、そのような投資先に自動的に積立てくれる投資方法があれば、それを一旦設定してしまえば毎日株価を眺め一喜一憂したり、誰かがつぶやく銘柄にハラハラドキドキする必要もなくなります。

思い返せば、過去に個別銘柄のNISAで大損したり、米国株式の個別株でやっぱり爆損したりと個別銘柄ではろくな投資成績を残せていません。

私のiDeCoやつみたてNISA の実績を見てみると、米国中心の時価総額荷重型のインデックスファンドで分散積立投資をしていれば自動的に資産が積み上がっていく事を経験しています。

私の場合、今から考えるとつみたてNISAと同じ銘柄を、自分が積立られる金額だけ毎月積立設定しておけば、特にそれ以上悩む事なく何か自分の好きな事をしていれば良かったのです。

しかし、資産の大部分をすでに米ドルに変更しているため、ここから円に戻して投資信託を購入するというのも無駄に思えます。

今後も米ドルで投資していくという前提で、なるべく手をかけず、投資に関する情報にも触れずにつみたてて行ける方法はないだろうかと考えてみました。

SBI銀行では外貨積み立て預金で毎日積み立てが可能です。

この機能を使って、毎日2,000円。1ヶ月に約4万円分の米ドルを買い付ける事にします。

毎日外貨預金で積み立てた米ドルは、1ヶ月に一度、以下のETFをあらかじめ決めた割合で買い付けします。

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年間の手数料の安さと取引量の多さからバンガードのETFから選択しました。

銘柄	概要	割合
VTI	バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF) 米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバー	60%
VEA	バンガード・FTSE先進国市場＜除く米国＞ETF （VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF）先進国市場の、大型株・中型株・小型株約3,700銘柄で構成	30%
VWO	バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF (Vanguard FTSE Emerging Markets Fund ETF) 全世界の新興国市場の大型株・中型株・小型株に時価総額荷重で投資	10%